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個人事業って儲かるんでしょ?雇用されている人からのあるある

個人事業(小規模の自営業、フリーランスも含みます)をしていると、サラリーマンの方(法人等に雇用されている人)から羨ましいと思われる時があります。

実際、同じような仕事をしていたとしても収入として見える額が個人事業では大きいので、それだけを見た人は「同じような仕事なのに高給取りだ!」などと思う人も居ます。

もちろん自営業を営んでいる方はそうではないとはお解りなのですが、会社からある意味保護を受けているサラリーマンの方にはこの感覚はあまりわかりません。この件に関しては結構返答するのも面倒になっているので、自分が聞かれた「よくある質問」をまとめていきたいと思います。

何かあったら項目を増やしていくかもしれません。

個人事業主への質問あるある

交通費って経費になるんでしょ?

やはり経費の捉え方の違いがかなり多いです。金額が多い上に経費まで落とせるんだから儲かりまくりでしょ!、なんてことを度々言われますが、決してそんなことはないのですね。

大きな立場の違いがここでは出るのですが、経営の立場上、経営者、自営業は「お金を出す側」アルバイト・社員など雇用される人は「お金を貰う側」という一番大きな違いがあります。

なので、「経費になるんでしょ?」という質問は、言葉通りなら「経費になります」が、自分からお金を出さなくても良いというニュアンスで聞いてきた場合は返答に困ります。ですが、大抵は自分からお金を出さなくて良いのでは?という感覚で聞いてきているので、「自営業は経費も含めて全部自分で出す」と答えています。

こういうことを聞く人は「自分も自営業をやろうかな~」などと言い出すので、困ったものです。自分は「オススメしない」と答えておきますが、そもそも「自分も自営業をやろうかな~」という事を言う人は、やらない人であり、やれない人ばかりなので、こういう話に親身になってもあまり意味がありません。極力流して聞いておきましょう。

儲かってるんでしょ?

「儲かってるんでしょ?」とクライアントに言われることもありますが、そういう言い方をするクライアントは結構な確率で「シブチン」です。契約に沿った内容以外も押し付けてくることも多かったりするので、要注意といいますか、そういうところはできるだけ穏便に逃げましょう。場合によっては不可能なことを押し付けられる可能性もあります。

そういう所は押し付けてくることを受け入れてしまうと、だんだんとエスカレートしてきます。「前の業者はやってた」とか伝家の宝刀的に言い出してきたら面倒なので、そういう業者からは可能であれば撤退しましょう。売上が足りない方は・・、気合で頑張ってください。

クライアント以外に儲かってるかを聞かれたら、儲かっていても儲かっていなくても「最近不景気だから大変ですよ~」などと逃げましょう(笑

  • 儲かっていたことを正直にいうと、妬み嫉みが発生して結構嫌がらせされる可能性があります。
  • 儲かってないことを正直にいうと、またまた~、と面倒な会話になります。
  • 儲かっていないのに儲かっていると言った場合、実際はお金がないのに「貯めこんでる」とか「いい暮らししてる」とか妬まれます。
  • 儲かっているのに儲かっていないと言った場合、羽振りがよく見えると逆に嫌味に思われて大変です。普通であれば、またまた~、と面倒な会話になります。

一番無難なのが、見た目も含めて「儲かってない」感じを出すことでしょうか。自営の大変さを知らない人からの妬み嫉みをわざわざ受ける必要はないので、うまく流しておきましょう。もちろん、儲かっていることを隠す必要が無いくらいに育った人は、羽振りが良くてもなんとかなると思います。

いつでも休めるんでしょ?

仕事するのも休むのもある意味自由ではあります。しかし、仕事をしなければお金は入ってきませんので仕事の形態によってはむしろ休みなしの場合もあります。もちろん休んだら仕事が無くなる可能性もあります。

雇用されている人は、法律上休みがありますが「好きな時に休めない」という思いからこう聞いてくるのですね。こういう「休みがある幸せ」を感じない人には説明しても理解できない部分があるので中々伝えるのは難しいです。「不景気」理由でうまく流しましょう。

なお、いつでも休めるくらいの人はいますが、かなり安泰な事業を持っている人ですので、結構少数派です。

最後に

全てでは無いとはいえ、自営業(フリーランス含む)に対して、なんらかの羨ましさ、妬ましさがあるからこそこういうことを聞いてくることが多くなります。

自営業をする気概のある人は大抵自分で納得して行動し始めますので、あまり深入りせずに一歩離れた状態で対応しましょう。

仮に本気で質問してきたのが解ったら、その時初めて相談に乗るのでも遅くはありませんが、そういう人は少ないので気にしない感じでいきましょう。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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