どこぞの総務大臣から携帯大手3社に要請がありました「電話はするけどネット通信をほぼしない層向けの月5,000円以下のプラン」ですが、ソフトバンクが2016/01/06にプランを発表しました。
ソフトバンクのプラン内容
ソフトバンクの料金プランの基本は
「基本プラン(通話)」+「S!ベーシックパック」+「データプラン(ネット通信)」
になっています。今回発表されたものは「通話プラン」がスマ放題、スマ放題ライトにおいて、「データプラン」に「データ定額パック・小容量(1)」が追加となるものです。2016年4月以降にこのプランは設定される予定です。
スマ放題ライト (通話毎5分無料) |
スマ放題 (24時間通話無料) |
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基本プラン | 3,200円 (2年契約時:1,700円) |
4,200円 (2年契約時:2,700円) |
S!ベーシックパック | 300円 | |
データ定額パック・小容量(1) | 2,900円 | |
合計 | 6,400円 (2年契約時:4,900円) |
7,400円 (2年契約時:5,900円) |
所謂2年縛りを行えば、4,900円で利用できるという形になりますね。
もちろん、その他の料金も加算されますので、5,000円以下で実際利用するかどうかはまた別の話です。また、ソフトバンクは「Y!mobile(ワイモバイル)」も運営していますので、そちらのプランも見ておくと良いかもしれませんね。ちなみにY!mobileの「スマホベーシックプラン S(1GB)」ですと、月額5,480円(2年割:2,980円)になります。
ソフトバンクとしては、Y!mobileとの兼ね合いもあり、ここが良い落とし所ということでプランの発表になったのでしょうね。
最後に
大手3社がこういうプランを出したということで、格安SIMに近くなるわけでもなさそうです。現在の大手3社のプランは「通話重視」のプランになっていて、格安SIMは「データ通信」重視といいますか、「通話は使えれば良い」程度になっています。通話をかなり使う方には大手3社がお得なのは変わりません。
この旨味がなさそうなプランは、ドコモとauが似たような価格に追従すると思われますが、ユーザーにとって選択肢が増えるので歓迎ではあります。
スマートフォンになってから、料金が目に見えるくらい高くなっているので、それぞれのユーザーにとって適したプランができて、落ち着いて使えるくらいの価格になってくれればと思います。○