冬が近づいてきますと、毎年インフルエンザが流行します。流行する前に、改めてインフルエンザ対策を考え、実行していきましょう。
インフルエンザと風邪の違い
ます、「風邪」ですが、コレ自体は病名でなありません。ウィルス等により咳、喉の痛み、くしゃみなどの症状を引き起こしている状態をざっくりと「風邪」と言っています。
インフルエンザと風邪の違いですが、結局インフルエンザウィルスとその他のウィルス等の影響という違いで、その場の症状では完全にはわかりません。
症状だけでははっきりとした基準や違いはなく、「可能性が高い」という目安になりますが、急に体調が崩れ、身体全体にだるさ、関節痛の症状があればインフルエンザの可能性は高くなります。
一般的な目安
インフルエンザ | 風邪 | |
---|---|---|
発熱 | 急激に高熱が出はじめます | ないかもしくは微熱 |
主な症状 | のどの痛み、咳、鼻水、ひざやひじなどの関節痛、 筋肉痛、倦怠感など全身の症状があらわれます。 |
のどの痛み、咳、鼻水などの一部分の症状が主です。 |
合併症 | 気管支炎、肺炎など | ほとんどない |
治るまでの期間 | 発熱から1週間くらい | 3日~1週間 |
インフルエンザ対策
予防
インフルエンザの予防接種を受ける
一番の方法として、インフルエンザワクチンの注射です。毎年流行するであろうワクチンを製造され流通しますので、お近くの病院やクリニックで予防接種をうけられるようになります。自由診療なので2,000円~5,000円くらいお金が必要ですが、インフルエンザに必ずかからないものではありません。ですが、インフルエンザにかかったとしても、症状が軽くなりますので重篤な症状になりにくいので、まずは予防接種をおすすめします。
マスクをする
インフルエンザウィルスを体内に入りにくくするためにマスクをします。ウィルス対応のマスクがおすすめで、顔にフィットするものを選びましょう。
こういう使い捨てで顔にフィットするタイプが良いです。
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手洗いうがいをする
ウィルスは粘膜につきやすいのでうがいをします。これはのどを湿らせて炎症を起こしづらくなる効果もありますので、外出から戻った時や、家でも時々うがいをしましょう。手洗いも同じくウィルスが付いていて、ものを食べたりするなど口にウィルスを運びやすい部位となります。ですので、定期的に手洗いもした方がいいでしょう。
睡眠、食事をしっかりととる
健康であると免疫力も上がります。つまりインフルエンザにかかっても症状も軽くなりやすく、治りやすくもなります。
適度な加湿をする
部屋の空気が乾いているとウィルスが元気に動きます。ウィルスの活動が鈍くなるのが湿度60度とも言われており、のども乾きやすくなるので、湿度は加湿器などを使って適度にしておきます。あわせて、換気も良くして新鮮な空気にしたほうが身体に負担がかかりにくくなります。
加湿器はこういう物ですね
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家の中でマスク着用も一つの手段となります。
インフルエンザにかかったら
インフルエンザの治療をする
インフルエンザはウィルス性ですので、抗ウィルス薬で治療することになります。インフルエンザにかかると肺炎などを引き起こしやすくなるので、早めに治療をしたほうが良いです。これも近くの病院やクリニックにて診療を受けます。タミフルとかの名前を聞いたことがあるかと思いますが、数種類の薬がありますね。
マスクをする
治療をするのと他に、マスクを着用してくしゃみや咳でウィルスを飛ばすのをおさえます。
睡眠、食事をしっかりととり、水分を多めにとる
栄養分も急激に消費され、水分も失われます。特に水分は多めにとるくらいでないと脱水症になってしまいます。そうなると重篤な症状になっていってしまうので、栄養、水分は注意してとるようにします。
他の人とできるだけ離れた場所にいる
ウィルス性ですので、一緒にいれば居るほど他の人が感染する可能性が高くなります。できるだけインフルエンザを終わらせるために、まわりに人が滞在しないような場所で過ごします。
体調の急激な変化に注意する
インフルエンザにかかると体力を急激に消耗します。体調が急に悪くなったら病院に行くことをためらわないようにしてください。
最後に
毎年何名か亡くなってしまうくらいのインフルエンザです。防ぎきれない面もありますが、手遅れにならないようにできることはしっかりとしておきたいものですね。
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