スマコミがリニューアルで毎月料金が安く！フリーテルのスマートコミコミ＋は条件次第でおすすめ

最近TVCMもよく見るのでご存じの方は多いと思われるフリーテル。独自のスマートフォンや他にはないプランなどで他社との差別化をしています。

その中でも最近力が入っているのは、スマートコミコミがリニューアルした「スマートコミコミ＋（スマートコミコミプラス）」、略して「スマコミ＋」という「端末、10分話し放題オプション、月額基本料」がひとまとめになったプランです。通常はSIM、端末は別々に料金があってそれを組み合わせますが、スマートコミコミ＋は最初からセットになっていて、毎月かかる費用も決まっているものです。

見た目わかりやすいプランですので、格安SIMを契約しようにも、初めてで使いたいプランや端末がよくわからない方や、単純に選ぶのが面倒な方には、基本的なセットができていて毎月の価格まで決まっているというのは、非常にありがたいです。

どの機種を使いたいかを選べばOKというお手軽さは、迷う点がかなり少ないので初めてのスマートフォンを使う方でも不安が少なくなります。その上で通常よりも全体的な価格が安くなるのであれば、スマートコミコミ＋で契約したくなってしまうのも頷けます。

スマートコミコミが新しくなった「スマートコミコミ＋」がどれだけお得かを見ておきましょう。

スマートコミコミ＋のオトクな点

スマートコミコミ＋は、「特定の端末＋基本プラン＋10分話し放題」がセットになったプランで、端末は3年の割賦契約になります。トータルで見るとフリーテルの通常のプランよりもお得ですし、他社と比べてもオトクな点が多いです。

さらに、機種変更サービス「とりかえ～る」＋補償サービス、SDカード（KIWAMI 2、ARIA 2除く）、モバイルバッテリーが付いています。

通常料金と比べてオトク

通常料金とスマートコミコミ＋で比べてみます。公式サイトで最安のもの（Priori 4の使った分だけ安心プラン）になります。10分話し放題1,499円（税抜）

差額が104,724ー71,964＝32,760円になり、単純計算でも3万円以上オトクということになります。

他社と比べてオトク

他社とも比べていますが、これもお得になっています。公式サイトに出ている他社との比較内容を含めて計算してみます。定額での一番安いプランでの比較になっていますね。

端末は一緒ではないので参考ですが、多くの点でフリーテルのスマートコミコミが勝っているのです。Priori 4で比べればですが。

10分話し放題、端末費用込み、端末保証付きで通話SIM契約がこの値段で利用できるのはかなり安いと感じます。さらにパケット無料サービス、機種変更サービスもあるので至れり尽くせりの内容になっています。

機種変更サービス「とりかえ～る」が素晴らしい

フリーテル独自のサービスが、機種変更サービスの「とりかえ～る」です。端末保証を包括しているサービスで、通常は端末の割賦契約をしている時に新しい機種に機種変更をすると、古い機種と新しい機種2つの端末代金を支払わなければなりません。

しかしスマートコミコミ＋におけるとりかえ～るを用いた場合、端末の利用が1年経過していれば、機種変更した時に古い端末の割賦残高が免除されて新しい機種の代金のみかかるようになります。古い端末は使った期間だけの支払いで済みますので、手元に古い端末は残らないものの、新しい機種に変更できるのが嬉しいです。

とりかえ～るを使って「1年で新機種に交換」した場合の例ですと、3年割賦の端末を1年使って機種変更になります。新品の端末を使うことができるようになり、旧端末は返却になりますが旧端末の残債（3分の2ほど）は免除されるので、端末の残債は新端末の分だけになります。

つまり、1年使用した端末が購入時の価格の3分の2の価格で売却でき、新しい端末を普通に購入したのと同じ状態になります。1年前購入して使った中古端末が購入価格の3分の2で売却できるというのはまずありません。それだけでも「とりかえ～る」は十分すごいものなのです。

もっと良いところは、端末のガラスが割れていたり壊れていても1年半経過すれば、旧端末の残債が免除されて新しい機種に交換できます。こちらも同じように言うと、1年半使用して破損した端末が購入時の価格の半分で売却でき、新しい端末を普通に購入したのと同じ状態になるという、普通では考えられないようなサービスになります。

ここで心配になるのが、設定期間内で交換する場合です。稼働可能状態の端末で1年、破損状態の端末で1年半の期間が経たなくても、概ね20%ほどの良品交換代金を支払えば新しい端末に交換することができます。

このとりかえ～るというサービスが、スマートコミコミ＋の肝だと言って良いでしょう。見た目は。

基本サービスも安心

フリーテルでは「データ定額プラン」と「使った分だけ安心プラン」がありますが、スマートコミコミ＋でもどちらかを選ぶことができます。データ定額プラン3GB以上で、Instagram、Twitter、FacebookなどSNSを使ったときのパケットが無料になるのも変わりません。

データ定額プランであればデータ容量の繰越もありますし、追加チャージも4GB/月までは可能です。フリーテルの使いやすいサービスもスマートコミコミ＋でもきちんと選ぶことができます。

SDカードとモバイルバッテリーも何故かついてくる

地味ですが嬉しいのがSDカードとモバイルバッテリーがついてくるということです。スマートフォンを使うにおいて必要になりそうなものをあらかじめ付けておくというのは非常によいと思います。

モバイルバッテリーはバッファロー、SDカードがギガストーンのようです。これらはプレミアム保証対象ではありませんので、メーカー保証で対応になりますが、ついているだけでもラッキーな感じがしますね。

とは言え、付いてこない機種もありますので注意は必要です。

気になるスマートコミコミとスマートコミコミ＋の違い

スマートコミコミは新規受付終了しましたが、かわりにスマートコミコミ＋が早くも開始されます。

2つの違いが気になると思いますので簡単にまとめてみます。

割賦契約の期間が2年から3年になったことで、ひと月あたりの端末代金が少なくなるので、毎月支払う料金が少なくなりました。それと同時にとりかえ～るの適用期間が6ヶ月から1年になったので、その部分は少々率が悪いと感じるかもしれませんが、それでもかなり太っ腹なサービスなのは違いありません。

話し放題も、5分（もしくは10分）だったのが、10分固定になったようです。殆ど通話しない人には意味がありませんが、長く話すことが多い人にとってはなかなか良い点だと思います。

大まかな違いはそのくらいです。6ヶ月という短期間での機種変更はなくなりましたが、1年目の料金が結構下がりますし、割賦契約が終わった4年目以降は通常プラン（通話基本料金＋10分話し放題）よりちょっと高い程度なので、メリットの方が大きいとも言えますので、気にすることもないでしょう。

スマートコミコミ＋の端末違いでの値段差

端末の価格もそれぞれで数万の違いがあるので、毎月の支払額も1,000円台での違いもでてきます。

単純に、端末の価格差を36倍すると、その機種がおすすめかどうかがわかると思います。この中では、看板プランのPriori4がおすすめですね。

春の最大20,000円キャッシュバックキャンペーン実施中！

スマートコミコミ＋開始を記念して、キャッシュバックキャンペーンを行っています。終了時期はまだ未定ですが、いつ終わるかはわかりませんので、この機会に是非キャンペーンを使う前提で、スマートコミコミ＋を検討してみましょう。

期間：2017年3月22日(水) 10時～ 未定

応募方法

キャンペーン期間中にスマートコミコミ＋で新規契約したユーザーが対象です。

7月下旬にキャンペーンに関してのメールが届く予定になっているので、そのメールに沿って応募することになります。キャンペーン応募期間は「2017年8月1日～8月22日」になっています。キャッシュバックは指定された銀行口座とのことですので、キャンペーンの詳細メールに沿って申し込む時に記入することになるでしょう。

キャッシュバック時期は10月～11月頃になっていて、その時まではスマートコミコミ＋を継続しているのが安心です。

キャッシュバック額

機種によってキャッシュバックの金額が変わります。ARIA 2は対象外になっていますので、注意しましょう。

Priori 4でも5,000円キャッシュバックですので、結構大きなキャンペーンです。端末代から考えるとかなり大きいので、フリーテルで契約するときはスマートコミコミ＋で行うことを視野に入れておきましょう。

フリーテルには自社端末を広げたいという意図がありそうなので、こういうキャンペーンは有効に利用するのがおすすめです。

スマートコミコミ＋の利用に向いていないタイプ

スマートコミコミ＋は安いのですが、フリーテルの特徴に合わないユーザー層もあります。どういう方々に合わないかを少し書いておきます。

NFC端末が必要な人（追記アリ）

NFCに対応している端末はフリーテルでは制作していません。機能が無い以上、おサイフケータイだけではなくその他のNFC関連のこともできません。たとえば、nanacoカードやsuicaカードなどの残高を調べられるアプリは、おサイフケータイに対応していないけれどNFCを搭載している端末であれば、問題なく残高を調べることができます。そういう使い方が必要な人にとっては、フリーテル製端末では無理ですので、スマートコミコミ＋はニーズにマッチしていません。

スマートコミコミ＋ではなく、SIM契約をして他で端末を入手する形がおすすめになります。ニクキューの方ですね。

2017/04/08追記

スマートコミコミ＋対応できる他社製のスマートフォンが5機種追加されました。おサイフケータイ対応のarrows M03も追加になっていますので、NFC端末を選ぶこともできます。

防水防塵対応端末が欲しい人（追記アリ）

日本のスマートフォンメーカーでは結構当たり前の機能になっていますが、フリーテル製では防水防塵対応の端末はありません。そういう機能は割り切って制作しているので、その分コストパフォーマンスが高い端末がリリースできるのですね。

2017/04/08追記

スマートコミコミ＋対応のarrows M03が追加になったので、なんとか選べるようになりました。

SIM解約が念頭に入っている人

SIMを解約、つまり契約解除をする場合でスマートコミコミ＋を利用しているのであれば、契約期間（3年）のスマートコミコミ＋の端末残金を支払う必要が出てきます。特に高い端末とセットにしているのであれば、数万という金額が請求される可能性があります。

結論：スマートコミコミ＋は条件付きでオトク

スマートコミコミ＋は、3年割賦契約と端末交換サービスが肝になっている端末＋SIMのセット販売です。1年目が安いのは1年目のみの割引1,500円があるからですが、通常のプランで同じように組むと、端末保証なども含んでいる以上どうしても高くなってしまいます。

ですが、開始のキャンペーンがあるので、実質的に費用が少なくなり、今ならトータルでもオトクに使えると思います。フリーテルの端末は、性能の割には安いことで定評があるので、世の中のスマートフォンで使われている最新機能が欲しい！という方には少々厳しいかもしれませんが、コストパフォーマンス重視な方や綺麗な端末が欲しい方にはマッチしています。

ただ、オトクだといえる条件は、Priori 4のような広告機種を選ぶこと。Priori 4のプランであれば他の格安SIMとくらべてもあまり損をした気分にはならないと思います。

機種によっては料金が高すぎる？スマートコミコミ＋でのおすすめ機種を探す

コミコミプラン＋は、利用するのがお手軽な上、期間内に端末が壊れても指定の料金を支払えば端末交換できますので、お手軽さと安心を求めるのであれば、コミコミプラン＋で契約するのがおすすめになります。これだけ手厚いサービスを見ると、見る人によっては他の格安SIM業者のサービスが霞んで見えることでしょう。解約さえしない覚悟であれば良いかもしれません。

地味にSDカードとモバイルバッテリー付きですので、わざわざ自分で買い足す必要もありません。

面倒なことがなく契約したいという方は、コミコミプラン＋をぜひ検討してみてください。金額的にお得に使いたい場合は、通常のプランで組んでみてそちらの金額を考えてからにしましょう。

機種代金が高くなっているという話題は、早期解約しなければ気にしなくても大丈夫なので、ネットの情報に惑わされないようにしましょう。セット価格はセットでの値段を参照しましょう。

スマートコミコミ＋を端末価格だけで批判している人は、契約即解約で端末を手に入れているだけの人○