日頃、家の片付けをした方がキレイだし気持ちいいのでやったほうがいいと思っていても、実際は「面倒くさい」「時間がない」など色々な理由をつけてやらない人が多いです。実際自分もそういうタイプです。
頭でわかっていても、動けない、やる気がでない方に、ひとつの考えとしてネットに出ていた話がありました。
ゴミが占領している床のスペースを金額に置き換えて見ましょう。
ゴミや不要なものを家賃を払ってまで置いておく必要はないというこの言葉に、すごく共感したので書いてみました。
要らないものは力を減らしていく
物があると色々な「力」を消費していきます。
場所を取りますので、家賃などの費用「経済力」であるお金を不必要に減らします。家で物を無くして出てこないから買い直す、賃貸物件に住んでいるのに物が多すぎて歩けない、など結構思い当たるフシはあるでしょう。
不要なものがあると、存在を意識するので注意力、記憶力も使います。無いものに対しての記憶力は必要ありませんし、無いものに注意力を割かれることもありません。不要なものがある事によって、自分の不要な負荷として積み重なっていきます。
体力も気力も経済力も無限ではありません。掃除をしてキレイにしたら、気分がすっきりするのも当然といえば当然ですね。
ミニマル生活に近づく
要らないものを切り離していくと、結果としてミニマル生活に近づいていきます。
ここ数年話題になった「断捨離」というのがこの生活の基本になります。断捨離はやましたひでこさんが新しい片付け術として広めていったと言われています。ざっくりというと、
- 断:入ってくるものを断つ
- 捨:要らないもの捨てる
- 離:執着から離れる
の考え方です。要らないものが入ってくる事をなくし、要らないものを持っていたら捨てて、物に対する執着をなくせば、生活が今よりずっと楽になるというものですね。
そのやましたひでこさんの著書がこちら
とはいえ、いきなりミニマル生活を目指すのは引っ越しのときくらいしかチャンスがありませんし、いきなり物が少ない状態になると落ち着かなくなる場合があります。つまり、無理をすると続かなくなる可能性があります。
できること少しずつやれば、スッキリする!
少しずつでも努力していけば段々物が少なくなってキレイになっていきます!
なんて、できるのであれば、最初から物はそんなに多くなりません。少しずつやっても、入ってくるものが多くなったり面倒になって結局は入りきらなくなるまで増えてきます。
要らないのに「もったいない」と思ってしまって捨てられない人も大勢居ます。
もう、旅行にいくくらいの勢いで、それ以外は捨ててしまうぐらいの覚悟でないと、部屋が片付いていない人はどうにもなりません。そういう覚悟があるかないか、実際使っていないものを本当に捨てるかどうか、というのがポイントです。
捨てるのがもったいない、というのは間違いではありませんが、要らないものを置いておく、のもすごくもったいないのです。使わないものにお金や力を注ぎ込んでいるのですから。
しかしこれは断捨離の離の部分、執着から離れるところができれば、ほぼ大丈夫でしょう。執着がない人は不要なものを買ったり貰ったりしなくなるので物も入ってこなくなりますし、必要なければ普通に捨ててしまいます。
物の執着から離れる、物欲から離れるのが大きく関わります。そこさえクリアできればあとはどんどんキレイになるでしょう。
もったいないのは大きく捨てる最初だけ。あとは、必要な物だけ入ってくるのでもったいないから開放されますよ。
物欲コントールで幸せな人生が
物欲をコントロールできれば、殆どの物の執着がなくなります。不要なものを沢山持っていた人は、より幸せな人生が待っているかもしれませんね。
と、言うのは簡単ですが、物欲は他の欲が満たされないと大きくなりがちです。ストレスが溜まって買い物に走るのが典型でしょうか。
ですから、ストレスをなくし、物欲からも離れるという、全体のバランスが必要になってきます。精神力が強い人は実行力も高いので大丈夫ですが、そういう人は部屋が散らかってることは結構少なめです。
ですから、自分が手を付けられる所を中心に、断捨離を実行すれば以前よりは余裕ができてくるかもしれません。
なにより「実行」することが大切。考えたことが素晴らしくても、実行して形にしなければなりません。そこを克服できれば最初の大きな一歩になります。まずはやってみる。何事にも重要なポイントですね。
まとめ
今回の事を書くにあたって、共感した記事は、よく見ているブログのうちのひとつ「うさもふ」さんのところですね。
汚い部屋はゴミの場所分だけ無駄な家賃を払ってる - うさもふ
汚い部屋を片付けたいけどやる気がでない人は、ゴミが占領している床のスペースを金額に置き換えて見ましょう。無駄に家賃を払っていると思えますよ。
www.usamofu.com
プログ運営や節約など色々なことが書いてありますので、興味がある方はぜひとも。○