楽天市場の買い物において、楽天スーパーポイントアッププログラム(SPU)はお得に買い物をするにあたってかなり重要です。
とはいえ、実際いくら買い物をすれば効率が良いのか分かりにくいのが難点。
結局SPUは、楽天市場でいくら買えば一番効率がいい?
もったいない思いをしないように、できるだけ効率よく買い物ができるのはどのくらいなのかを把握しておきましょう。
もったいない思いをしないように、できるだけ効率よく買い物ができるのはどのくらいなのかを把握しておきましょう。
また、楽天ゴールドカードの倍率低下を踏まえて書いておきます。
この記事は楽天市場を利用している方、特に楽天カードを利用している方に向けています。
楽天SPUの倍率と月の還元額上限(2021/01現在)
楽天SPUの倍率は最大16倍。それぞれの項目ごとに上限額が決まっています。
上限額を超えたらその月はもうポイントが入らなくなるので、楽天市場でいくら買い物してもその項目は無視されます。
つまり、上限ギリギリを攻めるのが一番効率がよいということになります。
まずは、楽天SPUの項目を把握します。
内容 | 倍率 |
---|---|
楽天カード (カードの種類問わず楽天市場利用) | +2 |
楽天プレミアムカード 楽天ゴールドカード(2021/3まで) (楽天市場で利用) | +2 |
楽天銀行+楽天カード (楽天銀行から楽天カード引落とし) | +1 |
楽天の保険+楽天カード (楽天の保険を楽天カードで支払い) | +1(翌月) |
楽天でんき (契約中) | +0.5 |
楽天証券 (月1回ポイント投資500円以上) | +1 |
楽天モバイル (契約中) | +1 |
楽天ひかり (契約中) | +1 |
楽天トラベル (利用した月で5000円以上) | +1 |
楽天市場アプリ (アプリ経由のみ) | +0.5 |
楽天ブックス (1000円以上) | +0.5 |
楽天Kobo (1000円以上) | +0.5 |
楽天Pasha (100ポイント以上) | +0.5 |
Rakuten Fashionアプリ (月1回以上) | +0.5 |
楽天TV・NBA Rakuten (NBA Rakutenか Rakuten パ・リーグ Special契約) | +1 |
楽天ビューティ (1回3000円以上利用) | +1 |
同じような条件ともらえるポイント数、上限に達する額をまとめると以下のようになります。
内容 | 倍率 | 月の上限ポイント | 上限到達額 |
---|---|---|---|
楽天カード | +2 | 追加+1倍分:5,000※1 基本の1倍は無制限 | 50万円 |
楽天ゴールドカード (2021/03/31~) | +2 | 5,000※1 | 16万6667円 |
楽天プレミアムカード | +2 | 15,000※1 | 50万円 |
楽天の保険+楽天カード | +1(翌月) | 5,000 | 50万円 |
楽天でんき 楽天Pasha | +0.5 | 5,000 | 100万円 |
楽天証券 | +1 | 5,000 | 50万円 |
楽天モバイル | +1 | 5,000 | 50万円 |
楽天ひかり | +1 | 5,000 | 50万円 |
楽天銀行+楽天カード 楽天トラベル 楽天TV・NBA Rakuten 楽天ビューティ | +1 | ダイヤモンド:15,000 プラチナ:12,000 ゴールド:9,000 シルバー:7,000 その他:5,000 | D:150万円 P:120万円 G:90万円 S:70万円 他:50万円 |
楽天市場アプリ 楽天ブックス 楽天Kobo Rakuten Fashionアプリ | +0.5 | ダイヤモンド:15,000 プラチナ:12,000 ゴールド:9,000 シルバー:7,000 その他:5,000 | D:300万円 P:240万円 G:180万円 S:140万円 他:100万円 |
以上になりました。
※1:楽天カード、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカードの追加ポイントは合算。
効率が良いのはいくらか
上の表からすると、2021/03/31までは最初に上限に来るのが楽天ゴールドカード。
上限が5000ポイントで制限される倍率が1倍+2倍=3倍(3%)となると、5000×100÷3で16万6667ほどが楽天ゴールドカード分の上限となります。
毎月19万2000円超えであれば、楽天プレミアムカードがお得になってきます。
2021/04/01以降は50万円ですので、普通の使い方であればまず制限には届かないでしょう。仕入れとかしている方は別。
そして、楽天カードと楽天プレミアムカードのどちらが良いかというと、SPUに絞って言えば、プレミアムカードの年会費11,000円を倍率の差(2倍)で埋めるのに必要なのが年間55万円ほどの買い物。
月に平均5万円くらい楽天市場で買い物をするのであれば、他の特典もあるので楽天プレミアムカードが良くなってきます。
ちなみに、楽天ゴールドカードと楽天カードで比べると、今からゴールドにしても年会費分がペイできないので通常の楽天カードで良いです。
楽天SPUの効率良いのは毎月50万円まで
楽天SPUでのポイント付与上限で効率が良いのは、ほとんど50万円と言ってよいと思います。50万円を超えると16倍のうち最低7倍は減ってしまうので、一気に効率が下がります。
50万円いかないのであれば楽天カードの種別で効率が変わりそうです。
例外的に楽天ゴールドカードが16万6667円で理論上上限に達しますので、年会費を考慮して楽天市場(楽天kobo、楽天ブックス、Rakuten Fashion含む)の買い物が毎月19万2000円行かないのであれば、楽天ゴールドカードが効率良いです(2021/03/31まで)。
1万円単位でざっくりとまとめると、毎月の買い物額が
- 1万円未満:楽天カード
- 1万円以上19万円以下:楽天ゴールドカード
- それ以上:楽天プレミアムカード
2021/04/01以降は
- 5万円未満:楽天カード
- 5万円以上:楽天プレミアムカード
という感じでしょうか。
楽天市場のヘビーユーザーならともかく、通常の範囲であれば楽天カードで良いかもしれませんね。
楽天ゴールドカード以上がポイントを多くもらえるとは言っても、普段使わないのであれば年会費がもったいないので、どのくらい楽天市場を利用するかで作るカードを決めましょう。
また、楽天SPU以外にも0と5のつく日(+2倍)や楽天スーパーセール、楽天買い回りマラソン、楽天感謝祭などの期間限定キャンペーンを狙うのがお得にする重要ポイントですので、楽天SPUと合わせてポイントをがっつりもらいましょう。