東京にあるauショップの公式ツイッターアカウントが「仕事しろよハゲ」など、暴言を投稿していたことがニュースになっていました。こういう変な話題はすぐにインターネット上で拡散していき、全国で有名になってしまいます。
手軽に使えるSNSの怖い面が出てしまいましたね。
今回の騒動
auショップ公式アカウントで「マジ頭にくるわー。いい年こいて。仕事しろよハゲ」といきなり書き込みしました。それを見たネットユーザーがスクリーンショットを撮ったり、リツイートなどで拡散させていきました。
その後、このauショップ公式アカウントが、問題のツイートを削除し、拡散しないようにお願いしたものの、スクリーンショットが広まって収拾つかなくなりました。
ネットに一度出ると、全て回収することはほぼ不可能ですので、暫くの間このauショップはネタにされることでしょう。
SNSの使い方の問題
最近ツイッターなどで、暴言や違法行為や迷惑行為をツイートして問題になることが散見されます。
有名人が買い物に来た、不動産屋で物件を紹介した、などをツイートするという、「何も考えていない」頭の悪い行為が目立ってきているわけですね。
このauショップの問題ツイートをした方も、「SNSに書き込みをする」ことが、世界的に広がっているということを忘れているかのような状態だったのでしょうか。
LINEもツイッターも使っているような人が、何かの拍子でクローズドなLINEのような感覚でオープンなツイッターに変なツイートをしてしまうかもしれません。
昔からネットに慣れ親しんだ人はどちらかと言えば、ネットに何かを書き込む事には結構神経質になっていた感じがしました。今はスマホでお手軽にSNSに書き込みができ、そうそう拡散されていきませんので、世界中に広がってしまうという危機感のような感覚が薄くなっているのかもしれませんね。
根本的な問題は
結局のところ、ツイッター自体がどうのということではなく、「暴言を吐く事自体が問題」ではあります。そうなってしまう店で空気や背景があるからそうなったでしょうから、たまたま感情が高ぶってしまったのかもしれません。
昔は近くに愚痴を聞いてくれる人が結構居ましたが、今は直接話す相手が居ないとしても、こういうSNSで投稿して他の人に話すかのごとく書き込みをすることができます。そういう敷居の低さと、自分自身のコントロールの甘さが合わさると、こういうことが簡単に起きやすくなります。
SNSのような便利なツールだからこそ、用途や公開範囲などをよく確かめて利用していかないと思いもよらない大変な事になりますので、こういうニュースがあった時は、自分自身を今一度見なおしてみるのも良いと思います。○