宗谷岬

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一生に一度は行ってみたい!日本最北の地「宗谷岬」

北海道は日本最北のエリアということで、皆さんご存知かと思います。その中でも稚内市は最北の市で、更にその中に最北の地としてうたわれているのが宗谷岬です。

宗谷岬は現在「日本最北の地の碑」がある有名な観光地で、稚内の中でも重要な観光資源なのですね。今回、北海道滞在日の1日分を使って宗谷岬まで行ってきました。

日本最北の地の碑がある宗谷岬

日本最北の地の碑が置かれている宗谷岬ですが、2017年現在では結構綺麗に整備されています。国道からすぐの場所にある上、そこそこの広さの駐車場も設置されていますので、行くに困ることはないでしょう。

観光地としての宗谷岬は周りには何もないという場所柄もありますが、自然の影響を大きく受ける場所ですので、ときによっては積雪などで行くことができない場合もあります。

風も吹くときはかなり強いですし、雨や雪が降ると凍ってしまうこともあります。ですが、冬になると行くのが大変になるか最悪行けなくなるデメリットもありますが、流氷を見ることも出来るというメリットもあります。ですので、いつ行くかは好み次第ということになりますね。

アクセス

宗谷岬へ行くには大まかに幾つかの手段があります。

  • 電車とバスかタクシー
  • 旅行会社のツアーで行く
  • クルマで直接行く

になります。

電車とバスかタクシー

最も基本的な行き方です。JRで稚内や南稚内駅へ行き、そこからバスやタクシーを利用して宗谷岬へ行きます。一番近い駅が南稚内駅ですので、そこからのほうが多少バスやタクシーに乗る距離が減りますので楽かもしれません。稚内駅から宗谷岬へは約30kmの距離を50分ほどかけて行きます。

問題は、稚内駅までどのように行くかです。札幌から稚内まで特急で5時間ほどかかりますので、そこから宗谷岬への往復、そして帰りも予約して、という感じになるでしょうか。まるまる1日使うことになりますね。

旅行会社のツアーで行く

旅行会社のツアーで宗谷岬へ行くものを選びます。どのルートを通るかはプラン次第なのでなんとも言えませんが、ツアーでは宗谷岬での時間はあまり取らないはずです。その理由は後述ですが、時間を縛られることを容認できればこれが一番気が楽な方法です。

クルマで直接行く

直接クルマなどに乗って運転していくパターンです。日本最北の地の碑は道路が封鎖されていなければ24時間いつでも行くことができるので、自分の好きな時間に行くことができます。ですが、距離はもともと長いので、旭川からでも5時間はかかることになります。

自分のペースで行けますし、状況によってはすぐに引き返しができるので、運転が苦でなければ一番お金がかからないプランになると思います。

日本最北の地の碑について

現在一般人がお手軽に行ける日本最北の地が宗谷岬になります。観光地ではありますが、周辺はあまり栄えている場所ではない感じです。

宗谷岬公園に位置する日本最北の地の碑を見るのには、特に入場料や駐車場料金などは無く、日本最北の地の碑に行くだけであれば交通費以外の費用はかかりません。クルマで行って駐車場に駐めて写真を撮って帰ることができます。

日本最北の地の碑

この碑は道路から見えますので、近くに行ったら海沿いをチェックしていれば、通り過ぎることは少ないかと思います。

日本最北の地の碑

日本最北の地の碑

結構きれいに作られている日本最北の地の碑は、北の海をバックに写真撮影をしやすいようになっています。今回行ったときは6月の割に寒くて強風に晒された上に雨も降っていたので、すぐに凍えてしまいました。6月に凍えるというのもなかなか日本では味わえない感覚です。これも自然の力が大きく働いた結果です。

間宮林蔵の像

間宮林蔵の像

日本最北の地の碑のすぐ近くに間宮林蔵の像が建てられています。樺太が島であること、間宮海峡を見つけたということで有名な方です。北海道での歴史には大きく出てきますね。

宗谷岬音楽碑

宗谷岬音楽碑

「宗谷岬」という歌の石碑が立っています。ボタンを押すと曲が流れるようになっているのですが、実際行ったときは強風でそれどころではありませんでした。

石碑

宗谷岬周辺地図

周辺の状況が石碑となっています。オホーツク海、日本海、宗谷海峡など、周辺を忘れていてもこれを見れば安心です。

日本最北の地の碑の感想

自分は美瑛町の白金温泉から宗谷岬へ行きました。走行距離はナビ換算で片道約285km。東京駅から東名高速道路経由で愛知県豊橋市に行くくらいの距離になります。往復で570kmはという距離は新東名高速道路経由で東京から大阪までは行ける距離ですので、北海道はやっぱり広いと改めて思います。

宿で朝食を取った後にすぐ出発し、高速道路を使いつつ宗谷岬へ向かいました。途中トイレ休憩を1回取った上での時間は5時間程でした。宗谷岬では凍えながらも10分くらい滞在して同じ道程をまた5時間足らずをかけて宿に戻って即夕食という行程になりました。

10時20分宿出発、15時20分宗谷岬到着、15時30分宗谷岬出発、20時10分宿到着という感じです。この間渋滞などは無く、信号も市街地以外は殆ど無い道をスムーズに走っていきました。スピードを出さない限り時間短縮はできないという北海道ならではのロングドライブでした。

美瑛が目的で北海道に来たので稚内は遠かったのですが、それでも10時間走って10分滞在という宗谷岬は行く価値があると思いました。やはり日本最北の地というのは人生の中でも思い出に残ると思ったからですね。強風と雨で凍えながらも日本最北の地に降り立ったという事実は、きっと忘れないことでしょう。

また、滞在時間10分は短いと思いがちですが、日本最北の地の碑の近くは見るべきものがあまりないのですね。1時間単位で観光するような場所ではないので、「日本最北の地の碑」「間宮林蔵の像」「宗谷岬音楽碑」と土産物店がちょっとあるくらいですので、日本最北の地へ行くという目的だった私にとっては10分ほどの滞在時間で充分でした。

もちろん、凍えていたので早く写真を撮ってすぐにクルマに戻ったというのもありますが、基本的にこの場所自体は滞在時間は長くは要りません。しっかりと日本最北の地を踏みしめて満足して帰ることになりますね。

ですので、宗谷岬へ寄るツアーなどがあって滞在時間が30分ほどあったとしても、決して短いとは言い切れず、むしろ人によっては長いと思うくらいかもしれませんね。ただ、トイレはできれば済ませておいたほうがよさそうです。帰りも長い時間が必要だと思いますので。

日本最北の地へ行ったという事実が、この宗谷岬での一番の収穫だと感じます。その上で、景色がすごく良ければ最高ですね。

最北の地に行く意味があるのか

人によっては、日本最北の地に行って意味があるの?、と聞くかもしれません。意味があるかどうかは人それぞれなので、聞いてきた人にとっては意味がない行為なのでしょう。そもそも、有名地への観光は自分の目で見て感じて楽しむために行くもの、つまり自己満足をするために行くものなので、他人がどうこう思っても関係ないのですね。

周りの人に何と言われようが、自分が楽しめればそれもう観光としては十分意味があるものなのです。

宗谷岬の場合は、一般人が行ける最北の地ということで、それだけで特別な観光地と言えます。なぜなら、最北の地というのは何らかの理由で最北の地でないと掲げることができないのです。なので、一般人が行ける最北の地に降り立ったというところで、それは意味があるものですね。

まとめ:宗谷岬は一生に一度は行ってみたいところ

現状では一般人が気楽に行ける中での日本最北の地が宗谷岬になります。

日本最北の地は通常は何十年も変わらない場所なので、一度でも行けば一生の思い出になるところかもしれません。宗谷岬はちょっと寄るというような場所ではなく、美瑛から日帰りで行ったことを宿のスタッフの方に言ったら思い切り驚かれたくらいの場所なので、日本最北の地へ行きたい!と思うのであれば、非常に満足できることになるでしょう。

ちょっと行ってみたいというのは、広大な北海道ではなかなか厳しいので、日本最北の地に魅力を感じる方にはおすすめする場所になります。あとは、冬場の流氷を見たい方くらいでしょうね。

私としては、行ける機会があれば一度で良いので行ってみて欲しいところではありました。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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