フォルクスワーゲンの前代未聞の不祥事を発端に、BMWでも問題のクルマが発見されました。今回はX3ですが、他の車種も検査次第で出てくる可能性があります。
ドイツ3大メーカーのうち2社で、排気ガス規制を大幅に超える数値が出てしまいました。あとはダイムラーのメルセデス・ベンツがどうなのかが注目されることとなります。
さらに流れとして、日本を含めた世界各国の自動車メーカー各社がディーゼルの排気ガス規制検査を抜き打ちで受けることになるでしょう。
今回の問題のような不祥事が起こりましたが、日本人はそういう会社を結構嫌います。ドイツ3大自動車メーカーは日本でも有名で外国車販売台数の中ではかなり多い会社ですが、これにより販売台数もかなり減る可能性があり、信用回復はけっこう苦労するかもしれません。
とは言え問題になったクルマですが、日本では販売されていないエンジンのはずなので、実際どうなるかは日本人がおもうブランドイメージの強さ次第では影響がない可能性もあります。
風評被害ネタが得意な日本人の行動が注目されますが、それ以上にドイツ経済が持ちこたえることを願います。
24日のフランクフルト市場で、ドイツの自動車メーカー、ＢＭＷの株価が一時9.3％安となった。独誌アウトビルトがＢＭＷのスポーツ型多目的車（ＳＵＶ）「Ｘ３ ｘＤｒｉｖｅ 20ｄ」のディーゼル排ガス量が路上走行試験で欧州の排ガス規制制限の11倍に達したと報じ、同業のフォルクスワーゲン（ＶＷ）での問題が他のメーカーにも広がる懸念が浮上した。
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