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フリーテルのスマートコミコミ+騒ぎはITmediaの記事がわかりやすい

このサイトでも多少扱っていますが、フリーテルのスマートコミコミ+の表示問題や端末価格が大きく騒がれました。そろそろ鎮火しそうな感じではありますが、ITmediaの記事でスマートコミコミ+の端末価格などに触れたものが出てきてたのでみてみました。

FREETEL、スマートコミコミ+の“縛り”を否定せず「支払い総額を安く抑えることを主眼」→グラフにしてみた (1/2)

FREETELのスマートコミコミ+プランが実質的な縛りになっていることについて、FREETELに送った質問の返答が届いた。

www.itmedia.co.jp

ちゃんとフリーテルに聞くところがさすがというところでして、これで少しはネットの騒ぎも収まっていくのかと思います。

フリーテルのスマートコミコミ+の問題点のおさらい

フリーテルのスマートコミコミ+に関する問題点はいくつかあり、ITmediaの記事では

  • 端末価格による実質的な「縛り」について
  • 「とりかえ~る」の不明点
  • MNP転入時に契約が不成立の場合、セット価格分を一括請求とはどういうことか

という点をフリーテルに聞いていました。ついでにRAIJINを契約したときのグラフ付きですので、かなり参考になりますね。あのグラフを見て詐欺だの高額だの言っていた人は何と思うのかが気になるところです。

機種にもよりますが総支払額を比べると、1年から2年くらいはスマートコミコミ+が高くなり、それ以降は通常の契約のほうが高くなるのですね。なぜフリーテルが出した例がRAIJINかはわかりませんが、機種的にあまり良い方ではないものなので、それはそれでありかな、とおもいます。

端末価格による実質的な「縛り」について

「実質的な」という表現は便利なもので、実際はそうではなくても言い方次第でそのようになるのですね。例えば端末が実質0円という文句がありますが、これは基本プランやパケットパックなどからの値引きなだけで、本体価格からの値引きではないのです。

なぜなら、利用できる基本プランやパケットパックに制限があるので本質として通信の利用料金からの値引きで、実質0円というのは割引額を端末価格に適用してみるとというただのセールス手法なのですね。端末が数万するのは高すぎておかしいなどという消費者の間違った考えや心理が植え付けられているので、実質端末価格というわけのわからないものが出てきたのです。

今回のフリーテルの件では、実質的な縛りということになっていますが、特に重い縛りでも無いと思います。1年~2年ほどでスマートコミコミ+のほうが割賦残債支払いを含めても通常プランより安くなっています。通常プランより安くなった期間も縛りというくくりでで叩かれるというのも変な話です。

端末価格が高い設定なので解約時にペナルティ的に高く支払わされると感じるので縛りと言っていますが、それを含めて同時期に解約する通常プランよりも安く済めば縛りかどうかはどうでもよくありませんか?金額を見ないで縛りだけで悪いと決めるのは良いことではないですね。

また、通常プランは縛りが無くセットプランは安いけれど何らかの縛りがある、というのは当たり前です。必要な契約期間やオプションなどの縛りがあるからこそ、同じ内容の通常プランよりも安い設定なのですね。その縛りをユーザー理由で外す時、対価をどこで回収するかがその会社の特色になります。大抵は違約金という形ですが、フリーテルは端末価格という形になったということです。

端末価格の残債の関係上、スマートコミコミ+の契約から1年ほどは解約すると総支払額が高くなるのですが、段々と差が少なくなってきて3年経つ頃には通常プランよりも安くなっているのです。内容さえわかれば、ひとつの方法としてはありだと思います。

フリーテルが失敗した点としsて、スマートコミコミ+の解約時にどのくらいの金額になるかを簡単にわかるようにしていなかったことや、縛りが嫌いなどと言ったところでしょうか。

「とりかえ~る」の不明点

スマートコミコミ+においての、とりかえ~るの不明点は「3年目以降は返却の必要がない」となっていたところです。これはフリーテル側の表記間違いなので、すぐに修正されました。「4年目以降と端末の支払いが済んだ場合」ということで、割賦が終わればOKということになります。

とりかえ~る自体はフリーテルが大々的に広告に出していますが、他社との差別化が主な理由で、他の端末を使ってみたい、壊れた端末を交換したいなどのような用途しか使えないですので、使わないなら使わないに越したことはないです。PREMIUM保証のおまけ程度で考えましょう。

MNP転入時に契約が不成立の場合、セット価格分を一括請求とはどういうことか

実際には起きないということで削除された項目のようですが、契約が不成立でセット価格を一括請求という意味がわからない条文です。実際に起きていれば、端末価格の話しどころではない位の問題になっていますので、結果として意味がないもので良かったです。

どういう意図で「セット価格の一括請求」という話が出たのかも今では分かるところではないのですが、単に内容の精査が漏れたのかもしれませんので、そっとしておきましょう。

最後に

ITmediaが良いインタビュー記事を出してくれたおかげで、騒ぎは少しは沈静化してくるかもしれません。

もちろん、フリーテルの宣伝広告はがわかりにくいのは言うまでもないくらいですので、もっとわかりやすいくして欲しいところではあります。スマートコミコミ+については、端末価格の設定というあまり表に出したくない内容を隠したことで、そこだけを叩かれてサービス全体が悪いものというイメージになったという感じに見えます。

スマートコミコミ+においては、端末が無事であれば2年くらい使えれば高くなることはないですし、4年目以降の費用も同じ内容の通常プランに比べれば高くはありません。10分話し放題が必要な人が使う分にはスマートコミコミ+はお得になるサービスですので、そこは認める必要はあると思います。

プロモーションを少々間違えた感じですので、フリーテルは広告表示をより消費者にわかりやすく納得できるものを作っていただければと思います。○

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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