最近スーパーやファストフード、アパレル系などの店舗でセルフレジを設置しているところが増えてきました。
セルフレジは、セルフで会計をするレジということで、ある意味自動販売機に近いシステムになります。パッと見ると便利なような便利ではないようなちょっと不安になるような気もしますが、実際セルフレジを使ってみるとどのような感じかが気になりましたので、まずはイオンのセルフレジを使ってみることにしました。
・イオンのセルフレジを使ってみたいけれど使うのに不安な方
・イオンのレジに並ぶのが面倒な方
・イオンでちょっとだけ買い物をする方
におすすめです。
一般的なセルフレジについて
セルフレジは普通のレジと違い、通常店員さんが行っている「商品のスキャン」「商品の袋詰」「会計処理」を自分で行うものです。
一見するとメリットがあるかどうかが分からないときもあるかもしれませんが、買い物をする状況によっては結構便利に使えるのですね。そこで、セルフレジのメリットとデメリットを考えておきましょう。
メリット
- 自分のペースで会計ができるので気が楽。
- 普通のレジよりも並んでいる人が少ないので、少ない買い物のときは早く会計をすませられる。
- 人と話す必要がほぼない。
長い列に並ばずに自分のペースで会計を済ませられるのがよいところです。
デメリット
- 買い物量が多い場合は非常に面倒くさい。
- お酒やタバコなどの年齢確認が必要な物があると、店員を呼ばなければならない場合があるので面倒くさい。
- 変な事をするとエラーが出るので面倒くさい。
- バーコードがないものを買うときが面倒くさい。
などがあります。自分で商品をレジに通すのが面倒だと思うのであれば、普通の有人レジで会計をしたほうが楽です。
イオンのセルフレジを使ってみる
イオンのセルフレジも全部同じではありませんが、大まかな流れは一緒ですので参考にはなると思います。
大まかな流れは
- 事前準備(オーナーズカード、ポイントカード、買い物袋の用意)
- 商品のスキャン
- 会計
の3つに分かれます。セルフレジでは特に事前準備が重要ですので、しっかりと行いましょう。
事前準備(オーナーズカード、ポイントカード、買い物袋)
まず、買い物かごを所定の置き場所へ置きます。
買い物かごを置いたら事前準備を行います。
まず、イオンのセルフレジでは、何枚かのカードを通す場合があります。オーナーズカード(株主優待カード)、ポイントカード(WAON POINTカード)、支払い用カード(クレジットカード)など3回通すこともありますので、財布から出す準備もしておきます。
クレジットカード、ポイントカードなどのカード専用挿入口が画面横にあります。紙幣を入れる場所ではないので注意しましょう。WAONなどの電子マネー決済も画面横のスキャナーを使います。
- オーナーズカードのスキャン
- WAONのチャージ
は、この時点で行います。特にオーナーズカードを持っている方は、最優先で読み取らせておきましょう。
そして、有料レジ袋が必要かどうかです。
有料レジ袋を購入したらその時点で店員さんがレジ袋を持ってきますのでしばらく待ちましょう。レジ袋のセットが終わったら次へ進みます。また、有料レジ袋セットもセルフで行う店舗もあり、その場合は手順がどこかに表記されていると思いますので、それにしたがって行います。
マイバッグ持参であれば、そちらを選んでセットしておきましょう。
1~2個など買う商品の数が少ない場合はレジ袋を買わずに購入済みシールを貼ってもらうこともできます。
次は、ポイントカードがあれば挿入します。ポイントが付くのはWAON POINTカードかイオンカードの2種類。自分はWAON POINTカードを使いましたが、WAON POINTカードの場合裏面を上にして挿入します。間違えて入れても戻ってきたカードを入れ直せばOKです。
事前準備が済んだらスキャンしていきますが、レジ袋やマイバッグの方に財布を入れっぱなしにしないようにしましょう。
財布は自分で持っておくか、バーコードスキャナー横のスペースに置いて、商品とは別にしておきます。セルフレジのシステムとしてレジを通した商品の重量を量っていますので、大きな変化があるとエラーが出る可能性があるのです。
事前準備が重要なのは、こういうところなのです。
商品のスキャン
この画面になったらスキャンできますので、バーコードをスキャンしていきましょう。バーコードがない商品(野菜など)は商品選択から選んでいくことになります。
バーコードがある商品は、2箇所あるスキャナーを通して、読み込みされたのを確認したら袋に入れていきます。必ず読み込まれたのを確認して袋に入れていきましょう。
大きい商品など、このスキャナーで読み込めないバーコードがあれば、右側にもハンドスキャナーがありますのでそれを使いましょう。
商品をすべてスキャンや選択し終ったら「お支払へ」へいきます。
会計
支払合計を確認して支払いをしますが、事前にポイントが使えるカードを読み込ませていたらポイントを使うかどうかを聞かれますので、まずはポイントをどうするかを決めましょう。
ポイントの処理が終わったら、会計方法になります。現金、クレジットカード、電子マネーの種類などいくつもあるのでいずれかを選びます。選んだ方法によっては、ここで決済が終了します。
今回は現金支払いにしてみました。
まずは硬貨を入れます。これによって、980円の会計で1,080円支払って100円お釣りを貰うということができます。最初にお札を入れると、この技が使えませんので小銭が増えることになります。
支払額以上の現金が入ればそこで精算され、お釣りがあれば出てきます。
小技としては、50円玉や5円玉など使いにくい硬貨がたまってきたら、最初に硬貨投入口にざらっと入れておけば、精算後にはお財布が少し軽くなるかもしれませんね。
精算終了後、レシートがでてくるので必ず持って帰りましょう。最低でもイオンを出るまでは捨てないように。
スーパーでの対応は基本としてレシートが無いと対応できない場合がありますので、いざというとき困ります。お釣りとレシート、カード類を忘れずに回収して、買い物袋をそのまま持ってセルフレジを後にします。
もし、買い物袋やマイバッグではなく精算済みのシールにするのであれば、レシートと商品を持って出口のスタッフのところに行きます。そこでバーコード付近にシールを貼ってもらいましょう。
以上でセルフレジでの手順は終了です。
まとめ:イオンのセルフレジは状況によっては非常に便利
セルフレジは自分で会計まで行うので面倒かもしれませんが、少ない買い物であればセルフレジのほうが並ばずに買えることが多いので、ストレスがたまらないかもしれません。
セルフレジを使ったほうが楽な場合は
- ジュースと弁当など個数が少ない場合
- 自分のペースで会計支払いをしたい場合
です。
セルフレジなので店員さんが居ないと思いがちですが、イオンのセルフレジにもレジ袋や駐車券などの対応する店員さんは居ますので、画面にある「係員呼出」をタッチすれば来てくれます。
最初は戸惑うかもしれませんが慣れれば簡単ですので、特に少ない買い物のときは利用してみてください。○