巷ではノア・ヴォクシーが2017年中にマイナーチェンジが行われるという話題が出ています。
ミニバンで台数がよく出る5ナンバークラスは、ちょっとしたことで売れ行きが変わってしまうくらいの激戦区なので、発売サイクルも比較的短めになっています。エスティマほどの固定ユーザーがついているような車種でもないのですね。ファミリー層が多い以上、仕方ない面があります。
自動車メーカーも需要があるので作るのがかなり大変なジャンルながらも、ユーザー数が多いジャンルがラインナップにないと、ユーザー離れが起きてしまうのでかなり力を入れるのです。ですが、規模が小さい自動車メーカー(スバルとか)は、5ナンバーミニバンを作るような余裕は無いので、車種選定で5ナンバーミニバンを選ぶと、メーカーが最初から絞られてしまうのはそういう理由があります。
現行の80系ノアの発売から3年ほど経ったので、少し大きめのマイナーチェンジを期待する声が出てくるのは当然ですし、トヨタも研究開発をしていないことは無いでしょう。80系ではかなり思い切った構造変化があったので、さらに構造変化が起きるようなことはまだないと思いますが、特にハイブリッドはパワートレインが変わって欲しいという要望も大きいので、特に買い替えを控えているユーザーは気にしているかもしれません。
やはり、ノア・ヴォクシーはユーザーの絶対数が多いので、ユーザーの熱量も上がりやすい傾向があり、見ていると色々な意見が飛び交ってなかなか興味深い話が出てきますね。
2017年ノア系マイナーチェンジ期の予想
ネットでよく見るのが、2017年5月くらいでしょうか。
外装や装飾以外で変えるところはあまりないと言えば無いので、どこまでマイナーチェンジで変わるかはよく見えません。2016年も少々マイナーチェンジがありましたので、キャンセルになってもおかしくはないのですが、2017年もなにかあると期待されています。
個人的には、トヨタの「旧型ハイブリッドブレーキ」がまともになれば、車酔いも減ると思うのでそこが直って欲しいところです。知らない方への説明をすると、トヨタのハイブリッド車のブレーキは非常に癖があり、いわゆるカックンブレーキになりやすい調整になっているのです。カックンブレーキはクルマが揺れてしまうので、乗り物酔いする人にはあまり良くない動きなのです。
50プリウスあたりでは解消されているようですので、旧型のパワートレインを使っている80系ではハイブリッド車のパワートレインを含めて更新されて欲しいという気持ちがあります。車酔いしやすい人にとっても、現行80系のパッケージはよく出来ていると思うので、要求も細かい所の修正になる感じでしょうか。
見た目は好き嫌いが出るので、正解はありません。ですので、どのような見た目になっても慣れてくるので、結構なんでも良いかもしれません。はい。
最後に
80系ノアの姉妹車であるエスクァイアユーザーから見ると、すごいとは言いませんが、よくまとまっている感じの良いクルマだと思います。1番気になっているのが「カックンブレーキ」になりやすいトヨタハイブリッド車特有のブレーキですので、ここだけはなんとかなって欲しい点と感じます。
そういう意味でも、マイナーチェンジには期待しています。○