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事故が起きてからでは遅い。シートベルトやチャイルドシートの必要性

シートベルトをするのが面倒くさい!

という高齢の方は今でも結構いらっしゃいます。事故がなければシートベルトをしなくても特に実害は無いのですが、そもそもシートベルトは何かあった時に命を守る為にあるものです。何かあった時にシートベルトをしていないと、大変なことになってしまう可能性が大きくなるのですね。

さらには、チャイルドシートも使用が義務付けられています。もちろんチャイルドシートも安全の為にあるものなので、何かあった時に大変なことにならないようにするためのものです。

最近の法律は面倒臭いと思うかもしれませんが、面倒くさくなった理由はちゃんとあるので、しっかりと覚えておいて身の回りの危険を少しでも回避していく必要があります。

シートベルトやチャイルドシートを使っていない時に起きた事故

2017/03/26に神戸市で痛ましい事故が起きました。

ワゴン車の運転席にお父さん、後部座席にお母さんが乗っていて、後部座席のお母さんはシートベルトをしていない状態で赤ちゃんを抱いていました。そのワゴン車が電柱に衝突するという大きな事故が起きてしまい、衝撃で運転席のシートとお母さんの間に赤ちゃんが挟まれてしまって亡くなりました。

この事故は、シートベルトをしていない、チャイルドシートを使っていない事故でもっとも悔やまれて、もっともありがちな事故の例になります。赤ちゃんをなくしてしまった両親は、シートベルトをしていなかったこと、チャイルドシートを使っていなかったことを悔やむことになるでしょうか、結局は事故が起きた後では遅いのですね。

シートベルトの重要性、チャイルドシートの重要性は、実際にこういう事故にならないと分からないかもしれませんが、現実に起こっている事故なのは間違いないのです。

シートベルトやチャイルドシートを使うたったひとつのメリット

シートベルトやチャイルドシートを使う理由は、御存知の通り「事故が起きた時に身体を守るため」の一点ですので、事故が起きた時に命にかかわることが少なくなるようになるのがメリットです。

事故が起きた時はクルマが急に止まったり、変な方向にいきなり動くので、乗っている人の身体が慣性で吹っ飛んでしまいます。吹っ飛ぶとクルマの何処かにぶつかったり、窓から身体が飛んでいったりするという大きな危険に晒されます。

シートベルトやチャイルドシートは、身体が吹っ飛ぶのを防ぐ為に存在するので、少なくともクルマの外に身体が放り出されたりクルマの中で派手にぶつかるようなことは殆どなくなります。事故が起きた時に踏ん張れば大丈夫と言っている人は、最近は減ったものの存在します。ですが、事故が起きた時に身体を支えることはまず不可能です。

人の命を守るためにシートベルトとチャイルドシートは存在するのです。

お金と命、数秒の手間と命、どちらが大切か

逆にデメリットをあげますと、装着が面倒、チャイルドシートはお金がかかる、といったところです。

面倒とは言っても、シートベルトを装着するのはほんの数秒。チャイルドシートも一旦つければ子どもが座って数秒で固定完了します。その数秒の手間と命の危険を大きくすること、どちらが良いかは言うまでも無いと思います。

チャイルドシートの価格も、命を守ることができれば数千円から数万円かかるものの、高い買い物では無いと思います。万が一の事故があるかもしれない、それを意識することはクルマを使っている限りは避けては通れない重要なことです。

事故が起きて後悔する人は、「自分がなるとは思わなかった」と思っている人が多いです。ですが、事故はいつ起きるかわかりません。クルマを使っている以上自分自身にも事故が起きる可能性があります。事故が起きる可能性があるのなら、できるだけ安全な方法を取っておくべきです。自分では何もしていなくても、いきなり相手からもらってしまうこともあるのですから。

シートベルトとチャイルドシートは必ず装着すること

悲しい事故が起きないためにも、シートベルトとチャイルドシートは必ず装着して乗る人の安全を確保しましょう。

シートベルトを装着してからクルマを発進させるように習慣づけて、無意識でもできるようになっているのが良いですね。もちろん後部座席でも安全のためにシートベルトをするようにします。

チャイルドシートも対象の子どもがいれば使いましょう。チャイルドシートは6歳未満は義務になっていますが、実際は年齢とは関係なく、普通のシートにうまく座れない人、シートベルトが身体に合っていない人はチャイルドシートを使うようにしましょう。

シートベルトが所定の装着方法で身体に合わない人、つまり身体が小さい人では、シートベルトが本来の機能を果たせなくなる場合があります。首にベルトが入って大事になったり、身体の一部に負担がかかりすぎて大怪我する可能性があり、大変危険なのです。そういう人が、身体に合わせたチャイルドシートを使って安全を確保するのです。

おすすめチャイルドシート

チャイルドシートは沢山のメーカーから発売されています。乳幼児、小児など身体の大きさによって使うものも違います。

乳幼児からのおすすめ

乳幼児は身体がまだやわらかいので、急激なショックには弱いです。身体全体で衝撃を吸収するようなチャイルドシートが好ましいです。ですので、前向きよりは後ろ向きにつけることができるモデルがおすすめです。

少し大きくなってから

少し大きくなってからは、シートに近いものになってきます。リクライニングやベルトがきちんと装着できるものであれば、普通のシートに座れるようになっても違和感が少ないとおもいます。

3歳から長く使えそうなモデルであれば、経済的でしょう。

まとめ:シートベルトやチャイルドシートは装着が必要

安全を確保するために、シートベルトとチャイルドシートの装着は必要です。

装着する時としない時の差は、特に命にかかわるような大きな事故があった場合に大きく出ますので、決して軽く見ないようにしましょう。自分だけはなるとは思ってなかった、というのは結局のところ危機感が少ないということになり、何かあった時に後悔することになってしまいます。できるだけ悲しいことにならないように、できる予防策はしっかりと行って習慣にしておきましょう。

  • この記事を書いた人

タコわさび

介護を見据えて平屋を建てて、自宅で働くように。後悔なく生きるために、様々なことを模索しています。 簡単なプロフィール プライバシーポリシー

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