以前からダイエット用の器具として販売されているサイクルツイスタースリムというものがあります。
腕と足を同時に動かして全身の運動になるという、一時期流行ったタイプのものですが、現在でも結構売れているようで、エアロバイク系としてはかなりのロングセラーになってます。うちでも導入したのですが、使ってみるとこういう器具は普通のものよりも効果は高く感じますね。
ですが、長所もあれば短所もあって、少々気になるところがあり、多少の工夫が必要になるかもしれません。短所が気にならなければ長所ばかりになるので、長所も短所もチェックしておくと良いですね。
サイクルツイスタースリムについて
サイクルツイスタースリムは、一昔前に流行した足と腕を同時に動かして全身運動を行う健康器具です。
エアロバイクで漕いでいるペダルと同期してハンドルバーが動き、脚だけではなく腕にとっても大きな動きをすることになります。この運動が結構エネルギーを使うようで、10分ほど漕いだのであればかなり汗をかいてきます。ウォーキングの3倍のカロリーを使うという触れ込みは伊達ではありません。
自分は20分ほど使っていましたが、大汗をかいて息が上がるくらいにはなるので、数ヶ月継続して漕いでおけば、かなりのダイエット効果が出ると思います。
注意点
サイクルツイスタースリムを上手に使うために、幾つかの注意点があります。
部品が大きく組み立てにコツがいる
サイクルツイスタースリムは、ひとつの箱に入って送られてきます。部品数は少ないものの、ある程度自分で組み立てる必要があり、丈夫な分重さがあります。できれば力がある男性が組み立てるのがおすすめです。
ベルトの調整
ペダルを漕ぐときの負荷はベルトの張り具合によって大きく変わります。ベルトの調整をして適切な負荷にしておかないと、軽すぎても効果が薄れますし、負荷が重すぎても漕ぎ続けることができないので、結果的に運動量が減ってしまいます。
購入したときはかなり軽めの調整なので、ベルトを少し締めて試しに漕いで丁度の負荷にしておきましょう。
音と振動に注意
サイクルツイスタースリムを漕いでいると、音と振動がそこそこ出てきます。
集合住宅では普通に使うと下の階や隣から苦情が出る可能性がありますので、防振防音をすることが必要になるかもしれません。それを防ぐために防振マットが発売されているので、それを利用するのも良いでしょう。ですが、完全に防げるわけではありません。
逆に言えば、それをクリアできれば思う存分、家で運動ができますので、頑張ってみるのもよいかもしれませんね。
お尻が痛くなる
サドルの硬さや形が良くないのか、座っているとお尻が痛くなってくることが多いです。厚手のサドルカバーやタオルなどでカバーして、お尻がダメージを受けないようにしたほうが良いでしょう。
粉が飛ぶ
サイクルツイスタースリムの仕組み上、ベルトのカスが飛んでしまいます。そのカスを時々とっておかないと、細かいカスを吸い込む可能性があるので、できれば使用後はディスク周辺のカスを掃除しましょう。
また、ベルトとディスクの接するところに少し油を指しておくことが推奨されています。
まとめ
サイクルツイスタースリムは、外に出なくてもダイエットに効果的な運動ができる器具としておすすめです。一軒家はもちろんのこと、振動や音が大丈夫であれば集合住宅でもおすすめです。
しっかりとした防振マットはあると多少は振動が抑えられるので、気になる方は利用してみるのも良いかもしれません。