株式投資始めたてのひよっこのタコわさびです。
株式投資は色々と奥が深いと考えさせられる今日このごろで、日々勉強であります。投資をして稼ぐのにはかなりの情報収集能力と経験と資金力が必要で、金利が低い世の中では株式投資がおすすめと言われても、難しそうでわからないというのが正直なところです。
とは言え、株式の売却益を増やすのであれば結構たいへんかもしれませんが、配当や株主優待を貰うのを中心に考えるとそんなに難しいものではありません。
株式投資をして優待をもらうまでにやることは
- 資金を用意する
- 証券会社に口座をつくる
- 証券口座にお金を入れる
- 欲しい株を買う
- 権利確定したら配当と株主優待がもらえる
となります。ぱっと見るとプリペイドカードで買い物をするのとそんなに変わらない感じに見えると思いますが、実際やることはそんなにはありません。
そのお手軽さが株式投資の間口の広さになります。世界の情勢が少し変わって株価が~、と気にするのは投資家の人なので、株をはじめた方はまだそこまで考えずに、特に株主優待が良いものを選んでおくとそんなに失敗はないと思います。
そして、株主優待や配当で重要なのが権利確定日です。この日を覚えておかないと効率よく資金を回せなくなるくらい重要ですので、必ず覚えておきましょう。
権利確定日とは
それぞれの株には「権利確定日」というのが最低でも1日設定されています。この日に株を持っていれば、その株の株主優待と配当などをもらえる権利が確定します。逆に言うとその日に持っていれば配当と株主優待がもらえるので、株主優待がメインの人は特に重要な日になっています。
多いのは3月末、9月末など末日設定です。たまに20日などもありますので、これはそのつど株の情報をみて確認します。
権利付き最終日とは
しかし、株の世界のお約束があり、例えば3月末権利確定の株を3月31日に買っても配当や株主優待を貰うことができません。実は、正確に言うと「権利確定日に株主名簿に名前が載っている」というのが条件なのですね。株主名簿に名前が載るのは権利確定日の3営業日前までに買った株なのです。
権利確定日の3営業日前の日のことを「権利付き最終日」と言っています。つまり、その期の配当と株主優待の権利を得るために株を持っていなければならない最終日ということです。この日の取引が終わったときに株を持っていれば、その株の配当と株主優待を貰うことができます。
そして、権利落ち日は、権利付き最終日の次の日で、配当や株主優待がその期の分は貰えなくなった日になります。
例:2月末確定日の株(2017/02)
22日(水) | - |
---|---|
23日(木) | 権利付き最終日 |
24日(金) | 権利落ち日 |
25日(土) | 休み |
26日(日) | 休み |
27日(月) | - |
28日(火) | 権利確定日 |
土曜日と日曜日は休みですので、2月28日が権利確定日であれば、3営業日前の23日までにその株を購入すれば配当と株主優待を貰えます。つまり、一番重要な日が「権利付き最終日」であり、それを知るには権利確定日も知る必要があることがわかると思います。
まとめ
株主優待と配当が欲しい場合は、その株の「権利付き最終日」の株式市場の取引が終わった時に株を保有していれば、株主優待を貰う権利が確定します。翌日以降にその株を売っても株主優待は貰えますので、すぐ売るかあとまでとっておくかはその人次第になります。
株式投資をはじめたばかりであれば、まずは株主優待目当てで投資をして悪くても損が出にくいようにしておくと気は楽だと思います。欲しい優待があれば、2ヶ月ほど前にくらいの安いときに買って権利確定日以降に売るのが大きな変動が無い限りは無難な方法だと思います。
最初は冒険をせずに確実に株主優待で得するようにして、コツを掴んできたら売り買いを進めて資金を回していきましょう。慣れれば同じ資金でも株主優待のもらえる量が増えていきますよ。○