ここ最近、一般道でも60km/h制限から70km/h制限になる所が増えてきているようです。
千葉県ではまだ制限速度の緩和は行われていなかったのですが、2017/02/19に北千葉道路のバイパス部分の一部で70km/h制限になることが発表され実施されました。
この部分は、乗車料金が高いことで有名な鉄道線「北総線」に沿っている道路なのですが、信号や交差点も無く、対向車線も隣接していないためにスピードが出しやすく、白バイがいつも待機しているようなところでした。
その道路が一部開通と合せて70km/hになるということで、成田空港へのアクセスが少し早くなるかもしれません。
実際70kmになったらなにか変化があるのかチェックしておきました。
北千葉道路について
千葉北道路は、東京外かく環状道路(外環道)と成田空港を繋いで、成田空港へのアクセスを良くするために整備されている道路です。松戸、鎌ヶ谷、白井、印西、成田などを横断する道路ですので、高速道路を使いにくいエリアでも成田空港に行きやすくなるのですね。
今回の一部開通でかなり時間短縮になるのですが、それに伴って70km/hの制限速度緩和も行われるという、中々良いニュースにはなっています。
しかし、外環道からすぐの未開通エリアは開通までは時間かかるようですので、有料区間にして建設するという残念なところもあるので、東京近辺の住民が便利になるよりは千葉北部の住民が便利になる道路となる可能性が高くなりそうです。
松戸、鎌ヶ谷、印西から成田へ抜ける道が整備されたことで渋滞が増える可能性もありますが、さらにクルマの流れも良くなる可能性もあるので、千葉県民としては注目しているところです。
成田方面からアンデルセン公園に行きやすくなるのは嬉しいです。はい。
2017/04/01現在の地図適用状況
トヨタのカーナビに反映されたのが3月に入ってからで、ネットワーク経由でアップデートされました。その後ネット地図を見てみると、Google Mapではまだ更新されておらず、Yahoo!地図では更新されていました。GoogleとYahooではゼンリンの地図を利用しているようですが、更新するかしないかということで差が出るのだと感じました。
追記:実際走ってみた感想
千葉県では初めての70km道路ということで、実際に走ってみました。
開通した部分だけでもかなり快適になり、成田方面へ行くのはかなりの時短になりました。千葉北道路はまだまだ全面開通するかどうかわかりませんが、成田方面へ行くには地元民にとってはありがたいことになります。
ここで、70km制限の道路になったということで変化があるかどうかというと、正直な所、特に実感はありません。
なぜなら、70km制限の道路になるところは、見通しがよくて事故が少ないという点が重視されます。つまり、普段からスピードが出しやすい道路なので、80km以上の制限速度を超えたスピードで走るクルマが多いのですね。トラックなどはスピードが少し上がりましたが、乗用車は特に変わらないということですね。
とは言ったものの、合法的に10kmのスピードアップになるというのは、スピード違反に対するストレスが溜まりにくくなるので、比較的安全なところであれば、どんどん設定して欲しいと思います。
まとめ:70km制限は地味だけれど良い変更点
千葉北道路の一部区間が70km制限道路になるということで実際走ってみましたが、乗用車はそれ以上のスピードで走ることが多いようなので、実際の変化は特にありません。
ですが、スピード違反の危険は減るので、気持ちよく走れるようになるかもしれませんね。
千葉北道路は千葉ニュータウンが再生してきて渋滞が増えたことに絡んだ道路ですので、さらにうまく流れるように整備されて欲しいところです。近隣の方以外は全く知らない道路になると思いますが、かなり大きな意味がある道路だと思いますので、いつになるかわからない全線開通を楽しみにしておきたいと思います。
千葉県ホームページ「北千葉道路」:
https://www.pref.chiba.lg.jp/doukei/kitachiba/kitachibagaiyou.html